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ロサンゼルス武道館:
スポーツ主に多目的に利用
完成予想図を発表

2009年5月17日


屋根には日本瓦が用いられる予定


バスケットボールコート4面が入る屋内

 「リトル東京サービスセンター」(LTSC、ビル・ワタナベ所長)が
推進し、小東京図書館横に現在建設中の「ロサンゼルス武道館」(旧称リ
トル東京レクリエーションセンター)の完成予想図がこのほど発表された。

 完成予想図は、プロジェクトの基本設計を行っている建築家高瀬隼彦氏
のデザインを基に東京の「意匠計画」社により作成された。3つの外観図
と1つの内部のが含まれ、屋上庭園、バスケットボールコート4面が入る
体育館、約2000平方フィートの商業スペース、メザニンレベルの観覧
ラウンジなどが示されている。この予想図は主としてLTRC(リトル東
京レクリエーションセンター)による建設費募集のキャンペーンのために
使用される。

 この建物は環境にも配慮され、ジョギングトラックのある屋上庭園、建
物の頂部のスカイライト、屋根には太陽光発電パネルなどが設置されてい
る。また現代建築と日本の伝統建築のデザインの融合を目指し、打ち放し
コンクリートの柱、梁、障子をイメージしたカーテン・ウオール、屋根に
日本瓦を使用する予定である。

 LTRCは同施設を「ロサンゼルス武道館」と呼ぶことに正式に決定し
た。英語に直訳すれば「マーシャルアート・ホール」であるが、武道以外
にも利用される多目的スポーツ・アクティビティーセンターであり、世界
的に有名な東京の「日本武道館」のロサンゼルス版を目指している。日本
武道館は元来1964年の東京オリンピックのための柔道競技場として建
設されたが、現在ではスポーツのみならず、大規模な集会や、音楽会、ロ
ック・コンサートなどにも頻繁に使われている。

 LTRCのワタナベ所長は、「建築家の高瀬隼彦氏のデザインはこの施
設の本質を見事に示しており、この完成予想図は施設建設のための基金や
協力者の募集のために大きな力を発揮するだろう」と述べている。

 ロサンゼルス武道館は、ロサンゼルス・ストリートの西側、2街と3街
の間で、ビビアナ教会と小東京図書館の南に位置し、現在建設中のロサン
ゼルス警察の本部ビルに近接している。バスケットボール、バレーボー
ル、柔道、剣道、空手、合気道などの武道のトーナメントのみならず、地
域社会のセンターとして各種の大規模なバンケット、イベント、集会など
にも使用される。

 LTSCは地域社会に根ざした非営利団体で、ロサンゼルスで29年にわ
たりコミュニティーサービスを行っている。プログラムはドメスティック
バイオレンスや、児童虐待の被害者の救済、給食、シェルターの供給、低
所得者住宅建設、コミュニティー再開発などを手掛けている。

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