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田母神・前航空幕僚長講演会:
歴史認識軸に持論展開
論文の正当性を強調

2009年3月21日


講演を行う田母神前航空幕僚長

 第2次世界大戦の歴史認識をめぐり、政府見解に反する論文を発表した
ことで更迭された田母神俊雄・前航空幕僚長が1日、トーレンス・ホリデ
ーインで講演会を開いた。会場をいっぱいに埋めた参加者約270人を前
に、論文の正当性をあらためて強調しながら日本の歴史認識を軸に約90
分にわたり講演し、核保有、日米安保などについて持論を展開した。

 自身の論文で「国民が歴史認識を考えるようになり良かったと思ってい
る。6割から7割が支持している」と胸を張る。失脚については「国の政
策について言及はしておらず、歴史認識について言っただけ」とし、弁明
できずに解任されたことに不満を持つ。自衛隊員の99%が自分を支持し
ているとし、英雄にさせないために離任式をさせなかったとみている。

 「圧力を掛けられ、発言を抑制されている」という自衛官。「トップが
慎重になると部下は一歩下がってしまい、それがが基準となりそこから下
がり続け発言できなくなる。指揮官が前に出ることで自衛隊は、世論、マ
スコミ、政治と戦うべきである」と力を込めた。
【永田潤、写真も】

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