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大正クラブ:
「不惑」の祝賀会、盛大に
新会長に加藤譲孜氏

2009年2月28日


4創立40周年を祝い乾杯する参加者ら。右から
2人目が加藤新会長

 多趣味の大正生まれのメンバー100余人が1968年11月に創設した
同好会「大正クラブ」の創立40周年記念祝賀会と新年会が15日、モンテベ
ロのクワイエットキャノンで開かれた。会員ら約120人が参列して思い
出を振り返りながら得意のダンスやカラオケで喜びを表現し、「不惑」の
節目を盛大に祝った。

 大正クラブは、親睦会として発会した。メンバーがそれぞれの趣味を紹
介し各部を創部して会員数を増やし規模を拡大。一時は500人を擁する
大きな団体に成長したが単なる同好会に留まらず、趣味を通して親ぼくを
深め、蓄えた活力を奉仕に捧げる。クラブ創立の翌年から日本人医師を招
いて無料健康フェアを毎秋開催するほか、募金集めのための年末助け合い
運動に参加、敬老ホームを慰問してダンスと歌を披露し、今年度の南加日
商のコミュニティー団体功労賞に輝くなどその社会貢献は広く知られてい
る。

 大正時代は14年半と短く同時代生まれの人口はもともと少ないため、現
在約300人の会員は昭和生まれがほとんど。ダンス、料理、旅行、映
画、愛石、盆栽、演芸、カラオケ、写真、ゴルフ、ゲートボール、ボーリ
ングの計12部に分かれ活動する。近年は会員数は減少するが、ベビーブー
ム世代が退職後の第2の人生を謳歌しようと、入会するケースもあるた
め、これらの年齢層の勧誘にも力を注いでいる。

 祝典は趣味の会らしく、坂東三津拡会社中の祝舞で幕を開け、日本国風
流総師範・豊田国鋒さんが祝吟を披露。顧問の小坂寿維さんが音頭をとっ
て乾杯し、祝賀ムードは最高潮に達した。

 昨年度までの3年間会長を務めた土肥忠一さんが退任し、第22代会長に
昨年度の南加県人会協議会会長を務めるなどリーダーシップに定評がある
加藤譲孜さんが就任。

 あいさつに立った新会長は、重責を感じるとしながらも「誠心誠意、全
力を尽くしてみなさんの期待に応えたい」と、熱意を伝えた。創立者の理
念を忠実に守り、歴代会長の功績を受け継ぐ構えを示し、クラブの活動趣
旨3点―「日本文化の継承」「趣味を通じた親ぼく」「日系社会への奉
仕」を再確認。問題の会の高齢化を挙げ、「高齢者に役に立つ活動がした
い」と力を込め、企画実現のための支援を求めた。

 来賓を代表して手塚義雅(在ロサンゼルス日本国首席領事)、米澤義人
(南加県人会協議会副会長)、柴邦雄(南加日商副会頭)の3氏が祝辞を
贈った。前会長の労をねぎらい、新会長にエールを送り、クラブの前途を
祝した。

 30ページの創立40周年記念誌(豊田智実行委員長)が、参加者に配布さ
れた。席上、クラブの発展や活動への貢献者が表彰され、温かい拍手が送
られた。

 各表彰者は次の通り。(敬称略)

 ▽特別功労―土肥忠一、樋口正子、伊藤富雄、加藤登、宮内武幸、島屋
教冶
 ▽喜寿敬老―府川ビル、林レオ
 ▽特別協力―桜井裕医師、ジョーン・タニダ正看護師

 大正クラブの詳細は加藤会長まで、電話562・865・1027。
【永田潤、写真も】

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