南加庭園業連盟の会長に就任した日系3世:
山崎ブライアンさん
2009年2月14日

ロサンゼルス市生まれ。46歳。
祖父、父と同じ庭園業の道を進
む。ロサンゼルス市の造園師と
して勤務する傍ら、南加庭園業
連盟会長に就任
「複雑でストレスに溢れるコンクリート社会で生きる人々に、植物を通
じ幸せをもたらすことができるのが、庭園業の素晴らしさ」—
会員のほとんどが、父親と同年代またはそれ以上という中、先輩庭園業
者らが残してくれた連盟の歴史と基盤を胸に、次世代を担う若者らに庭園
業の素晴らしさを継承しようと意気込む。
庭園業者だった祖父と父の下、常に植物に囲まれて育ち、植物を理解す
るのに時間はいらなかった。4歳のころから祖父の庭園業を手伝い、「植
物を愛する心」「顧客を大切にする気持ち」など、庭園業者としての秘訣
を学んだ。
大学で造園・園芸を専攻した後、92年にハリウッド庭園業組合会長に
就任。退任後も役員として長年にわたり貢献。州の請け負い業者ライセン
ス取得後は、高級志向の庭園を専門とし起業、エンターテインメント業界
で活躍する著名人を顧客に抱えた。
2000年にロサンゼルス市の造園師としてロサンゼルス動物園を担
当。マッカーサー地区を経て、現在はリオ・デ・ロサンゼルス州立公園を
担当するシニア造園師として勤務する傍ら、引き続き顧客の庭園も手入れ
する。
「人の生活の中に、植物はなくてはならない存在。顧客に植物を見せ、
その植物が自然界(庭園)でどのような役割を果たすのかを説明する時
が、庭園業者としてもっとも血が騒ぐ時」
現在6歳になる息子ロバートくんにも、将来は環境や自然にかかわる仕
事に就いてもらいたいと願う。「植物一つで、100万ドルの景色に変え
た時に見る顧客の笑顔が、何よりもの報い」
【文=中村良子、写真=永田潤】 |