第68回二世週祭:
夏を彩る伝統の祭スタート
女王候補お披露目、音頭も
2008年7月19日

鏡割りをする来賓ら。左からマイケル・アントノ
ビッチ・ロサンゼルス郡参事、オオタ実行委員長、
エレン・エンドウ・小東京実業者組合長、ルシー
ル・ロイバル・アラード下院議員、伊原総領事
今年で68回目を迎えた二世週日本祭は、13日に全米日系人博物館で
行われた開会セレモニーで幕を開けた。ヘレン・オオタ実行委員長が開会
のあいさつを述べ、各来賓が祝辞を贈った。女王候補6人のお披露目、音
頭披露などで花を添え、夏の小東京を彩る伝統の祭がスタートした。
オオタ実行委員長はあいさつで、二世週祭が日本文化を紹介し日系社会
を挙げて祝うとともに社会貢献者を表彰するイベントであることを強調し
た。祭の舞台となる小東京は、「ゴーフォーブローク日系戦士記念碑や日
米文化会館、全米日系人博物館、1街には壁画などがあり日系移民史が学
べる」とし、「各所を訪れて二世週祭開催中に1世、2世の先駆者に敬意
を表してほしい」と呼び掛けた。
着任して初の2世週祭を迎え「個人的にも楽しみたい」という伊原純一
総領事。祝辞で、「良き伝統は継承されるべきである」と力を込め、祭の
名称を「二世」と74年間変更せずに開催してきたことを評価した。「成
功を祈り、日系史に新たな一ページを刻んでいただきたい」と期待した。
金光教・アルフレッド露木さんの司式による神道の儀式のお祓いで清
め、各団体の代表者が玉串を捧げるなどして祭の安全と成功を祈願した。
踊りの振り付けは吾妻寿満子さんが担当し、吾妻さんの弟子たちがテー
マの音頭「お盆」と「One Wish」を一般に初公開した。同社中は、二世
週祭の呼び物「グランドパレード」(8月17日午後5時開始)で踊りの
先陣を切り他の社中をリード、2つの音頭をはじめさまざまな踊りを大観
衆に披露する。
今年の3人のマーシャルと、地域団体表彰、6人のパイオニア賞の受賞
者がそれぞれ紹介された。
グランドマーシャルは日米両国と日系社会のために尽力した叙勲受章者
でもあるフレッド・ホシヤマさん、名誉グランドマーシャルはハワイ州選
出のダニエル・イノウエ上院議員、パレードマーシャルはKNBC局のニ
ュースキャスターのゴードン・トクマツさん。
地域団体表彰は、「日系市民協会」と「南加2世アスレチックユニオ
ン」「NCRR」(National Coalition for Redress & Reparations)が選
ばれ、パイオニア賞は安部新二さん、坂東三津拡さん、ヒデオ・イズミさ
ん、ジム・モトカネさん、竹田潔さん、藤内稔さんの6人に決定した。各
賞受賞者は、グランドパレードに参加した後、昼餐、晩餐会で表彰を受け
る。
今年度の女王候補者は、日系諸団体から推薦を受けた六人でこの日お披
露目された。6人は、ジル・カオリ・ヒライズミさん(ロフト・ハワイア
ンレストランとガーデナ・イーブニング・オプティミストクラブ)、マリ
サ・アサコ・イシイさん(オレンジ郡日系協会)、キエ・フローラ・イト
ウさん(ウエストロサンゼルス日系市民協会とベニス日系コミュニティー
センター)、キンバリー・ミドリ・キタウラさん(イースト・サンゲーブ
ルバレー日系コミュニティーセンター)、リンディー・スミコ・フジモト
さん(サンフェルナンドバレー日系コミュニティーセンターと同協会)、
リサ・タケハナさん(南加日系レストラン協会)。
各候補者は自己紹介し任期中の抱負を述べ、愛敬を振りまいた。花束が
贈られ、会場から期待を込めた温かい拍手を受けた。新女王を決定するコ
ロネーションボウルは8月16日夜、日米劇場で開催。
二世週祭は今月26日のベビーパジェントを皮切りにグランドパレード
など目白押しの催しが小東京一帯で毎週末繰り広げられる。また、茶道や
華道、書道などさまざまな日本文化を紹介する実演や展示が催されるほ
か、オレンジ郡では同祭の一環行事として日系最大のスポーツ大会「ニッ
ケイ・ゲームズ」が開かれる。約四十日間にわたって繰り広げられる祭り
は、8月24日の街頭音頭、閉会式で幕を閉じる。
二世週祭の詳細は同実行委員会まで、電話213・687・7193。
www.niseiweek.org/
(永田潤、写真も)
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