南加福島県人会:100周年記念誌を発行
先代の足跡と心を伝える
2008年7月12日
1908年8月3日創立、昨年10月に100周年記念式典を盛大に催
した南加福島県人会(星峰男会長)はこのほど、「創立100周年記念
誌」を発行した。全224ページにわたり、県人会の歴史のみならず、戦
争や差別など多くの苦難を乗り越え力強く生きた先代の足跡と、同郷を思
う心を詳細に伝えている。
記念誌の編集長を務めた同県人会顧問の小山信吉さんは、3年間にわた
る編集作業を振り返り、「先代が残した功績の素晴らしさをあらためて実
感した」という。「自身の苦境にもめげず、常に人助けの心を忘れず、思
いやりの精神とともに懸命に生きた姿に心を打たれた。福島県民に限ら
ず、南加で生活するわれわれ1人ひとりが学ぶべきことがぎっしりと詰ま
った1冊となった」と、記念誌の発行を喜んだ。
記念誌には、南加福島県人会史をはじめ、南加地区在住の叙勲および大
日本農会表彰受賞者リスト、北米の日系移民史、また「福島の三賢人」と
して、野口英世、朝河貫一、国府田啓三郎の三氏を取り上げ、写真ととも
に日英両語で分かりやすく説明した内容となっている。
また、羅府新報にも掲載された福島民友新聞社報道部の藍原寛子・主任
記者による連載記事「波涛の向こうに」や、会員のコメントなども掲載さ
れている。
南加福島県人会の100周年記念誌は、一般にも販売している。1冊
20ドル。詳細および購入希望者は小山さんまで、電話310・207・
3648。ファクス310・820・6181。
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