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小東京近く:ストリップクラブ開店
酒なしで「強行」

2007年6月10日

 ジュースとソーダでストリップ—小東京近くのビグナス通りにストリッ
プクラブ「リトルトーキョー・ショーガールズ」が5月初旬、開店した。
計画の最終段階で地元コミュニティーの反発を受け、ロサンゼルス市は
いったん許可したリカーライセンス(酒類販売許可)を撤回したものの、
店側は開店を「強行」したかっこうで、現在市を相手取り、損害賠償を請
求中という。

 ストリップクラブは福井葬儀社の2ブロック北側のビグナス通りにあ
り、西本願寺から500フィート以内の場所。昨年8月、市の計画局は営
業許可を出し、地元住民への最終通達として12月、公聴会の知らせをし
たことから、計画が明らかになった。西本願寺には保育園もあり、ボーイ
スカウトが集まる地域へのアダルト施設の進出とあって、小東京協議会
(LTSC)やアート地区が計画再考を依頼する手紙を市長あてに出すな
どして働きかけた。その結果、昨年12月に開かれた公聴会でリカーライ
センスの見直し審議が行われ、3対1でライセンス取り消しを可決する異
例の運びとなった。このため、店側はリカーライセンスなしのまま、開店
に踏み切ったもの。

 羅府新報の取材に対し経営者モハメド・ホセインアマディさんの兄弟で
SPスターエンタープライズ社のマックス・アマディさんは「日系コミュ
ニティーはわれわれの権利を侵害している」と話した。同社はリンカーン
ハイツなどダウンタウン地域で同様クラブを複数経営。計画当初、ペント
ハウスグループのカリフォルニア初のパートナー店として「トーキョー・
ジェントルマンズ・クラブ」または「ゲイシャ・ガールズ・オブ・リトル
トーキョー」として開店する予定だった。しかし一旦許可されたリカーラ
イセンスを4カ月後にはく奪されたことで、同グループとのパートナーシ
ップを解消され、損害が生じたとしている。ダウンタウン・ニューズによ
ると同社は市を相手取り、損害賠償総額1900万ドルの訴訟を起こした
という。

 アルコール類を出さない施設のため、アダルト施設(21歳以上)にか
かわらず18歳以上ならだれでも入場できる矛盾も生じている。フリーウ
エー101から「ナウ・オープン」のたれ幕が見える同クラブの営業時間
は週7日、午前11時から午前2時となっている。ロサンゼルス市警察に
よると開店以来、騒音などの苦情などは出ておらず「静かに」運営されて
いる様子。西本願寺のエリック・クリムラさんは「コミュニティーにとっ
てはまさに『寝耳に水』の出来事。公聴会で初めて開店の話を聞き、でき
るかぎりのことをした。安全で暮らしやすい街作りをしていきたい」と話
している。(ハーバック、大西)



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