文化書道米国連合会:連合展で入賞者表彰 学会賞に浜野さん 2006年11月4日
米国書道連合会(井上拓泉会長)は10月29日、第15回連合会展を 日米文化会館で開催、席上、入賞者への表彰式を催し、井上会長から1人 ずつに賞状が手渡された。また、有段者らによる実演も行い、モットーと する「優しく気品ある書」を披露した。内喜泉氏の喜寿展も兼ねた。
浜野さんの作品は、漢詩から取った「数家芳屋清漢上千樹蝉聲落照 中」。夏の練習会で出た課題で、仕上げるまでに少なくとも20枚以上書 いた。浜野さんは人材会社勤務で、書道は始めてからまだ5年ほどだが、 「文化書道の字はオーソドックスで分かりやすい」と魅力を語るとともに 「文化書道のシステムもよくできている」と、続いている秘訣を話した。
実演を行った1人、吉見愛子 さんは始めて6年目だが、現在 6段の腕前。茶道や漢詩、講談 も達者で、「豊かな日本語を美 しい字で書きたい」というのが 書道を始めたきっかけ。「すべ ての日本文化は底のところでつ ながっている」という吉見さん は「日本の外にいると、日本文 化の素晴らしさがよく見える。 自分たちの世代がそれを受け継 いでいかなければならない」 と、書道に掛ける思いを話した。
文化書道連合会は、東京・代々木にある文化書道学会の米国支部として 1972年に発足。今年で創立34年目になる。ロサンゼルス地区を中心 に15の教室を展開。今後、日中韓合同の書道展を計画している。 (長島、写真も)