ピコ・オリンピック一方通行計画:
WLA商工会議所が訴訟
市に「環境調査必要」
2008年3月7日
ウエストロサンゼルスの渋滞緩和策としてアントニオ・ビヤライゴーサ
市長がこのほど発表した「オリンピック—ピコ通り一方通行計画」を受
け、ウエストロサンゼルス商工会議所は2月27日、「市は周辺地域に及
ぼす環境調査を怠った」として、同計画の中止と環境調査の実施を求め、
市長や交通局を相手に訴訟を起こした。CNS電が伝えた。
計画は、約1年間かけ段階的に両通り(センティネラ通りからフェアフ
ァクス通り間)をほぼ一方通行にするもので、内訳は(1)3月8日から
ラッシュ時の路上駐車全面禁止(2)4月28日までにピコ通りの東方向
と、オリンピック通りの西方向の信号機を長めに時間調整し交通を規制
(3)1年以内に全6車線あるピコ通りの4車線を東方向、残りの2車線
を西方向に、またオリンピック通り6車線のうち4車線を西方向、2車線
を東方向に変更—となっている。
市を相手に訴訟を起こしたウエストロサンゼルス商工会議所は、「同計
画は、ロサンゼルスやビバリーヒルズなど広い範囲にわたり経済と環境に
逆効果を及ぼす」とし、計画中止と環境調査実施を訴えている。一方市長
の広報担当は、「駐車表示変更や信号機の時間調整のためだけに、膨大な
予算をかけ環境調査をするのはばかげている」と反論。「計画実施により
交通渋滞を緩和でき、環境に貢献できる」と正当性を訴えた。
同計画に関しては、駐車場不足などを理由に周辺住民やビジネスオー
ナーらから強い反対意見が出ている。(訳=中村良子)
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