小東京図書館:
開館時間を延長
2007年3月24日
ロサンゼルス市立図書館小東京分館の開館時間が3月から大幅に延長さ
れた。月曜日から木曜日まで午後8時までとなったほか、これまで火曜日
と土曜日だけだった午前10時の開館が月・水・金・土曜日になった。
火・木曜日は正午。しかし一方で各種サービス料金の引き上げも実施され
た。
小東京分館を含む「コミュニティー図書館」63館全館共通の変更で、
これまで週40時間だった開館時間が52時間と1.3倍になった。以前
は地域によってばらばらだった開館時間を統一させる目的と、特にインタ
ーネットの利用者が増えていることから、利用者の理便性を高める狙いも
ある。
しかし同時に館内利用者のためのサービス料も引き上げとなった。コ
ピー・プリント代がこれまでの1枚15セントから25セントに、図書館
カード紛失の際の再発行料が1ドルから2ドルになった。また、新たに料
金がかかるようになったのが、本借り出しの予約(ホールド)をしたま
ま、本が届いたのに引き取らなかった場合。予約は無料だが、期限までに
借り出しに出向かず、またキャンセルの連絡もしなかった場合は1ドルを
徴収する。
この背景には、図書館では年間に150万件の「ホールド」があり、
まったく受け取られずに戻るケースが続出しているためという。予約され
た本は、貸し出し窓口にある書棚におかれるため、読みたい人がいても手
に取ることができない状況になる。図書館側では「蔵書を皆が平等に閲覧
できるよう、本をスムーズに流通させるためのやむを得ない措置」として
いる。
小東京図書館の司書長のキャッシー・チャンさんは「予約本が指定され
た図書館の貸し出し窓口に届くまでには、実に多くの部署やスタッフの手
をへている。さらに電子メールや電話での予約者への連絡、それができな
かった場合は郵便ハガキで本の到着を知らせており、こちらも莫大な費用
がかかっている。キャンセルもせず、引き取りもしない場合、料金を徴収
するのはいたしかたない」と話している。利用者が次回窓口に出向いた
際、料金を支払うことになる。
またDVD類の貸し出し期間は娯楽関係は2日間で、ドキュメンタリー
は1週間。DVD類は期限を過ぎると従来通り1ドルを徴収する。
開館時間は月・水曜日が午前10時から午後8時、火・木曜日が正午か
ら午後8時、金・土曜日が午前10時から午後6時。日曜日は休館。
(大西、写真も)
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