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日系有志:河野元LA総領事を歓迎
「第2の故郷」で歓待
2006年9月16日

 2001年4月から03年6月までの2年4カ月間、在ロサンゼルス日
本国総領事を務め帰国し、外務省総合外交政策局長に就任した河野雅治氏
と典子夫人が夏休みを利用し当地を訪れ、有志らによる歓迎会が8月15
日、ホテルニューオータニで開かれた。参加者約80人は「お帰りなさ
い」と温かく出迎え、夫妻を囲み当時の懐かしい話に花を咲かせた。

Kohno

夫婦を囲み記念撮影。帰国後も根強い人気の河野氏

 歓迎会は和気あいあいとした
雰囲気の中で、発起者のジャッ
ク内藤氏や、三宅明巳氏などが
あいさつし、ゴルフやカラオ
ケ、ユーモアのセンスになど、
多芸多才で人気を集めた河野氏
の在任中の逸話を紹介。参加者
はその人柄に惚れ込んだ人たち
ばかりで、離任時には惜別し帰
国後も連絡を取って会うなど交
友を継続した。

 河野氏は、ロサンゼルスは駐在した都市の中で特別な地で「第2の故
郷」とし、JATVニュースなどインターネットで情報を得て、日系社会
を気に掛けているという。有志らは河野氏の「帰郷」を心待ちにし、当初
20人ほどの内輪だけの歓迎会を予定していたが、参加者は口コミで広が
り予想外の反響。会場の定員をオーバーしたため希望者を断ったという。

 大きな花束を贈られた夫妻は、記念撮影のリクエストに応え各テーブル
を回った。熱烈な歓迎に河野氏は「叙勲や結婚式のようで感涙にむせぶ、
といった心境です」などと笑いを誘いながらあいさつ。時折、英語を交
え、「訪問ではなく、帰ってきました。私のことを覚えて下さることにた
いへん驚き、エナジーをもらいました。ありがとうございました」と謝辞
を述べ、帰国後に他界した柳瀬友一氏と妙中俊彦氏を哀悼した。

 在任中は日系社会を中心に積極的に行事に参加し、250回以上スピー
チを務め、社会に溶け込んだ河野氏。また、「若い日系人に日本を知って
もらおう」と、訪日プログラムを発案した。3世を中心とした全米で活躍
する日系人リーダーを日本に派遣、日本と日系人の橋渡し役となり、その
功績は高く評価されている。

 典子夫人は「主人はゴルファーやシンガーではなく、『仕事の虫の外交
官』です」と普段の仕事振りを紹介。休暇はなかなか思うように取れず、
今回は「気合いで取った」というほど、多忙を極めているという。「(河
野氏が)来年も来たい、と言うのでは」と心配する典子夫人だが、内藤さ
んら有志は「いつでも戻ってきてください」と河野氏の帰りを待ち構えて
いる。(潤、写真も)

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