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二世週日本祭:人形劇「狐の提灯」上演
7日間、計13回
2006年7月29

 第66回二世週日本祭のイベントの一環として、「狐の提灯」と題した
人形劇=写真=が、小東京のセンテナリー合同メソジスト教会で上演され
ることになった。戦国時代の日本を舞台にした家族向け人形劇で、上演す
るのは「トライアムバレット・パイ劇団」。上演は計13回を予定してい
る。

Kitsune

 トライアムバレット・パイ劇団は非営利の
プロジェクト集団で、ロサンゼルス地区を基
盤に、人種、性別、障害によるバリアフリー
を目指して、常識を破る演劇の創作に精力を
傾けている。

 「狐の提灯」は、戦乱の世に人々の身に起
こる悲劇を台詞を使わずに描写した人形劇
で、日本各地に伝わるいくつかの民話に共通
するストーリーに基づいて作られた。

 主人公は、貧しい小作人の男。1人息子は
冷酷な幕府の役人によって戦に送られ、命を
落とす。愛する息子を失った悲しみの末、息
子の魂だけは救おうと固く決意し、女の姿を
した不思議な狐の助けを借りながら、さまざ
まな困難を乗り越えていく。

 製作者は、日系人のレズリー・キタシマ・グレイさんとサム・コウジ・
ヘイルさん。人形デザイナーとして表彰されたこともある才能を生かし、
歌舞伎、能楽、文楽の構成や要素を融合させるとともに、影絵芝居、パペ
ット人形劇、マリオネット人形劇の様式を組み合わせて、独特な形式のパ
フォーマンスを作り上げた。テーマ曲は、著名な音楽家であるジョージ・
アベさんが担当した。

 演出家・脚本家であるグレイさんは、パペット人形の製作や操り師とし
ても知られ、2002年にはグレンデールのプロダクション向けに制作し
た人形劇で「LAウィークリー演劇賞」を受賞。聾唖教育学の修士号を持
ち、手話の教師、通訳者でもある。

 ヘイルさんもパペット人形製作者で、「ケネディ・エンター賞」受賞、
「リーホナル・エミー賞」候補など、高く評価されており、現在はカリフ
ォルニア州立大学サンバナディーノ校の非常勤講師を務めている。

 上演日程は次の通り。
▽7月29日=午前11時と午後2時▽30日=午後2時と4時▽8月5
日=午前11時▽6日=午後2時と4時▽12日=午前11時と午後2時
▽19日=午前11時と午後2時▽20日=午後2時と4時

 入場料は、一般が10ドル、子供(10歳以下)5ドル。入場券購入に
ついては、電話213・617・9097。公演についての詳細問い合わ
せはEメールで—
 cumcshotokyo@aol.com
 ホームページもある。

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