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南加県人会協議会:
敬老感謝で先達8人に記念品贈呈
2006年9月23日

 長年にわたり県人会および地域社会のために尽力してきた先輩会員に敬
意と感謝の気持ちを表す南加県人会協議会(川口吉則会長)の2006年
度敬老感謝の集いが17日、小東京の都ホテルで開催された。

Kenjinkai

敬老感謝の集いで(左から)川口吉則、内藤秀雄、
遠藤宏四、豊田智、松本弘司、海部優子の各氏
(記念品受賞者のうち、前田実、山中森良、平野
エディー、弓削勘次の四氏は欠席)

 80歳以上の招待者15人の
うち、傘寿、米寿、卒寿という
祝いの節目を迎えたのは前田実
(80、和歌山)、内藤ジャッ
ク秀雄(80、関西)、豊田智
(80、熊本)、山中森良(8
0、高知)、遠藤宏四(88、
神奈川)、平野エディー(8
8、広島)、松本弘司(90、
福島)、弓削勘次(90、福
岡)の8氏で、それぞれに名入
り特製大型アルバムなどの記念
品が同協議会から贈られた。

 川口会長は、「先輩たちから、私たちは多くのことを教わってきた。言
葉に尽くせないほどの恩を感じている。これからも先輩たちに学びなが
ら、日系社会に必要とされ、信頼され、貢献できる協議会にしていきた
い」との趣旨を語り、感謝の気持ちを表した。受賞者を代表して遠藤宏四
さんが謝辞を述べ、海部優子領事が「敬老の日」の由来を紹介しながら出
席者の長寿を祝した。

 23日に91歳になるという松本弘司さんの健康法は、多くの人と接す
ること。曹禅寺理事長、エルカミノ・ライオンズクラブなど数多くの団体
で役職を務めながら、今でも週に2日は自分で車を運転して仕事場に向か
う壮健ぶりだ。趣味は、国誠流師範の免状を持つ詩吟。自宅教室で毎週、
後輩の指導に当たっている。

 12月に89歳になる遠藤宏四さんの健康法は、尚道会国峯流師範の詩
吟と蘭(オーキッド)の栽培。若いころから酒とタバコはやらず、腹の底
から声を出して吟詠し、庭に出て蘭の手入れをするなど、とにかく体を動
かすことだという。

 傘寿の内藤ジャック秀雄さんは、毎朝1時間の散歩と食事に気をつけて
いる。多数の団体役員を引き受けていることが頭の体操にもなり、ともす
ればルーズになりがちな引退後の時間管理に役立っているそうだ。

 席上で、朗々と祝吟を詠じた豊田智さんの健康法は、ゴルフ、詩吟そし
て歩くこと。毎日の散歩は欠かせない。招待者の1人ながら、忙しく会場
でビデオカメラを回して記録係りに徹していた伊藤富雄さん(82、三
重)や、若いころ柔道で体を鍛え、帰米後は洗心柔道道場で20年ほど後
進の指導に当たってきた中山登さん(84、鹿児島)らも異口同音に、
「家に閉じこもらないで外に出かけ、体をこまめに動かすこと。忙しく行
動することが、いつまでも若さを保ち、健康維持の秘訣だ」という。

 祝いの昼餐をはさんだ2式の余興では、豊田さんらが声量豊かにカラオ
ケを披露するなど、先輩たちから「若々しさ」をもらう形となった今年の
敬老感謝の集い。ユーモアに富んだ司会進行も手伝って、会場は終始、
「青年の集い」のような笑いと活気に満ちていた。(石原、写真も)

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