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林節子さんの染色教室:
5年ぶりに作品展、28,29両日

2006年10月14日

 小東京で活動している「林節子染色教室」の5年ぶりの作品展が28、
29の両日、禅宗寺(123 S. Hewitt St.)で開催される。林さんは「自然な
風合いの作品が多く、ひとりでも多くの人に見てもらいたい」と話し、開
催まで2週間となった現在、準備に余念がない。

 主宰の林節子さんは千葉県市川市出身で、1958年東京女子美大を卒
業。専攻は図案で、デザインが専門。東京の美術専門学校で教べんをとっ
た後、73年に渡米した。ロサンゼルスを中心に染色家として活動をして
いたが、93年から4年半、スハルト元大統領の長男の経営する会社にデ
ザイナーとして勤務するためインドネシアに滞在。

 帰国後、トーレンスの会社に勤め、独立。2001年から「染色教室」
をメリノール教会で始めた。初年に作品展を催したが、各地のアートフェ
スティバルに出展したり、昨年は「ジャパンエキスポ」ですし職人に手染
めの鉢巻きを寄贈したりするなど自身の製作活動に忙しかったため、展示
会は途絶えていた。

 今回、「これまでの積み重ねを皆に見てもらおう」と、生徒の作品もあ
わせ、5年ぶりに2回目の作品展を開くことになった。

 出展されるのは30点ほどで、インドネシアの手法「バチック」をはじ
め、日本の伝統的な染め技術である「友禅」「型染め」「絞り染め」など
さまざま。素材は麻、シルクなどさまざまで、大型のものは6フィートx
4フィートの壁掛けもある。いずれも色鮮やかで、心休まる色合いとデザ
インが魅力。

 始めて4カ月という飲食店勤務の上島豊仁さんは「絵筆を持つのは美術
の授業以来、10年ぶり。ろうけつ染めを出品する。時間と手間をかけて
作品を仕上げる過程が楽しい」。教室に通って五年という岡孝子さんは
「糸で布をしぼって作る絞り染めは、糸をほどくときわくわくする」と話
す。

 展示時間は両日とも午前10時から午後5時まで。入場無料。

 林さんのクラスは毎週水曜日の午前10時から午後2時まで、メリノー
ル教会で開かれている。
(大西、写真も)

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