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「江戸千家不白会ロサンゼルス支部」
和やかに楽しい稽古
茶の湯で、ゆとりのひと時

2006年12月16日


Edosenke

今年9月29日〜10月1日、家元夫妻を招いて
行われた招請研究会の記念撮影

 一服のお茶を、いかに
心をこめておいしく点て
て客をもてなすか—あた
りを清め、道具を整え、
季節の花を飾り、気の利
いた菓子を用意し……と
なると、どうしても「茶
の湯」を敬遠したくなる
人が多いのでは。

 江戸千家不白会ロサン
ゼルス支部の西村宗櫛支
部長は、「茶の湯は特別
に難しいものではなく、
私たちの日常生活の中に
生きている普通の礼法な
のです」という。お茶に
親しみ、稽古を重ねてい
くうちに礼儀作法から、
やがて絵画、書道、陶・
漆芸など美術一般、料
理、建築にと幅広い教養
が自然と身についてくる
とも。

 江戸の中期、流祖川上不白が千家流の茶を江戸の武士階級や町人社会に
広く伝えたのを始まりとする江戸千家。以後、脈々と受け継がれて、現在
は10代目名心庵川上宗雪が東京・上野池之端で日本文化を伝承。そのロ
サンゼルス支部が誕生したのが1987年。初代支部長の故大川宗節、2
代目前田宗栄と続き、現在の西村支部長ほか新井宗京、佐藤宗陽、マーセ
リオ宗和の五社中、準教授者11人など会員数は45人。

 支部発足後は毎年、家元による招請研究会を持つ。相伝物各種、小習い
13カ条、七事式、茶会の仕度、茶の湯実践など課題ごとに作法の形、手
順、目的、意味などの再確認をおこない、現代生活とつながりを持たせて
いく勉強も怠らない。

 真剣さのなかにも、和やかで明るく、楽しい空気が伝わる稽古風景。大
学生など若いメンバーが増えているのも心強い。ロサンゼルス支部の活動
は日系社会はもとより、オスカー賞関係での茶会、「ラスト・サムライ」
映画祭の茶会に招かれるなど、茶の湯の心は着実な広がりをみせている。

 問い合わせは西村支部長まで。電話323・660・8367。
(石原)

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