総領事館:尼野さんを表彰 長年の日本語放送を評価 2006年10月9日
兒玉和夫在ロサンゼルス日本国総領事はこのほど、元UTBアナウンサ ーの尼野貴久さんに総領事表彰を行った。文化・経済など各方面で日本と 南カリフォルニアとの相互理解や友好親善に貢献した人を表彰しているも ので、総領事公邸で行われた式典には、UTBから相談役の渋谷尚武氏、 羽田靖前社長夫妻、上利浩二現社長、プロデューサーの岡野進一郎さんが 参列。尼野さんの姪の高橋裕美子さんと夫の大さんも駆け付け、尼野さん への総領事表彰をともに祝った。
兒玉総領事(右)から表彰状を 受け取る尼野さん
尼野さんは京都市出身。同志社大学在学中 からプロのアナウンサーとして活躍。大学卒 業後フリーのナレーターを経て渡米し、開局 2年目のUTBに入社した。以来、2005 年に退職するまでの34年間、一貫して日系 社会の報道に務めた。
兒玉総領事は表彰状授与に際し、そうした 尼野さんの経歴に触れ、「『コミュニティー の告知板』に徹し、ローカル局ならではの役 割をまっとう。仕事を通じて、日系社会にお ける正しい日本語の理解に貢献した」とたた えた。
尼野さんは、初めて読んだ30秒間のコマーシャル原稿のこと、最も印 象に残っている取材はノースリッジ地震とロサンゼルス暴動などと、34 年間にわたる仕事を振り返りながら「日系社会のメディアが果たすべき役 割を果たしてきたつもりだが、それも経営陣の努力、歴代スタッフの協 力、そしてスポンサーや視聴者の支援のお陰」と感謝。今後については 「日系社会にできることからお返ししていきたい」と話していた。 (長島、写真も)